自作PCについて
2014年に自作したPCをずっと利用してきたのですが、下記の理由により7年ぶりに自作PCを作ることにしました!
- 操作時のもたつきが気になる。。
- 5画面マルチモニタ環境にしたい!
操作時のもたつきについては、メモリ32GBの約80%を日常的に使っていることが原因(主にWebブラウザとDocker)でした。そのため、メモリは64GBにして、あとで128GBまで拡張できるようにします。
5画面マルチモニタについては、株の取引を始めたこともあって必要になりました。今までは3画面マルチモニタ環境だったので、プラス2画面となります。
色々調べて、CPUからのオンボード画面出力+グラフィックボードからの画面出力で5画面とすることにしました。グラフィックボードから単体、または複数で5画面出力となると高価であることと、画面出力だけであればグラフィックボードは低スペックで良いことから、このような構成にしました。
以上のことから求めるスペックは
- 基本スペックは現行機能以上とする
- SSDは現行128GBの倍以上とする(現行で容量が逼迫しているため)
- HDDは現行4TBと同一とするが、ミラーリングするためもう1つ追加する
- メモリは64GB(128GBまで拡張可能)
- CPU+グラフィックボードで5画面出力可能
- モニタの追加購入は2つ(現行で利用している3つはそのまま利用するため)
としました!
スペック
全体
パーツ | メーカー | 品名 | 購入金額 |
---|---|---|---|
CPU | Intel | Core i5-11400 第11世代 | 6コア | 12スレッド | 2.6GHz | LGA 1200 | 65W | ¥23,980 @TSUKUMO |
マザーボード | BIOSTAR | B560GTQ Intel B560 | Micro-ATX | ¥9,391 @TSUKUMO |
メモリ | ADATA | XPG GAMMIX D20 32GB*2 | DDR4-3200 | ¥35,200 @TSUKUMO |
グラフィックボード | 玄人志向 | GF-GT710-E2GB/HS GeForce GT710 | 2GB | ¥4,660 @TSUKUMO |
SSD | Kingston | SNVS/500G 500GB | M.2 2280 | ¥6,180 @TSUKUMO |
HDD | TOSHIBA | DT02ABA400 4TB*2 | 6Gb/s | 5400rpm | ¥15,356 @TSUKUMO |
電源 | 玄人志向 | KRPW-BK550W/85+ 550W | ¥4,981 @TSUKUMO |
ケース | thermaltake | Versa H18 CA-1J4-00S1WN-00 ミニタワー | ¥3,080 @TSUKUMO |
ケースファン | XPG | VENTO 120 | ¥858 @TSUKUMO |
モニター | PRINCETON | PTFWLT-24W 23.8型*2 | ノングレア | 1920×1080 | ¥29,600 @ケーズデンキ |
モニターアーム | GREEN HOUSE | GH-AMCR02 4画面 | ¥8,800 @Amazon |
モニターアーム 補強プレート | CPY Moulds | CPY-LP1 | ¥867 @Amazon |
合計 | – | – | ¥142,952 |
パーツ列のリンクはこれより下で詳細に説明している箇所に、メーカー列のリンクは対象商品の公式ホームページに、品名列のリンクはAmazonの商品ページに飛びます。
CPU
CPUは、まずAMD RyzenとIntel Coreのどちらにするか迷いました。
コチラの記事などを読んで、Ryzenにしたかったのですが、近年の仮想通貨マイニング等でCPUやグラフィックボードが品薄となっており、、特にRyzenは各自作PC関連サイトでコストパーフォーマンスが良いと紹介されているのにもかかわらず、割高となっている状態でした。
Intelにすると決めてからはCore i5-10440と迷いました。コストパフォーマンス的にはCore i5-10440のほうが良かったのですが、結局はやっぱり性能イイ方がいいよね!ということでCore i5-11400にしました。
マザーボード
マザーボードについては
- Core i5-11400に対応していること
- メモリスロットが4つで、128GBまで増設可能なこと
ぐらいしか求めるものはありませんでした。
秋葉原のTSUKUMOで買ったのですが、CPUと同時購入で1,650円引きになって一番安くなるのはB560GTQだったので、コレに決めました!
メモリ
メモリについては、32GBを2枚で64GBのものであれば何でも良かったです。
最も安かったのがXPG GAMMIX D20だったため、コレに決めました!
グラフィックボード
グラフィックボードについては、3画面出力ができるもので探しました。
3画面分の出力端子がついていても、同時出力は2画面しか出力できないものもあるため、注意が必要でした。
3画面出力ができて最も安価なものがGF-GT710-E2GB/HSであったため、コレを選びました!
ただ、今の私の使い方では、グラフィックボードの内部メモリは0.3~0.4GB程度しか利用してないため、結果的には内部メモリ1GBバージョンのモノで良かったです。
SSD・HDD
SSDは、現行で利用しているSSDが128GBで容量が足りなくなってきていたため、倍の256GB以上のもので探しました。
コストパーフォーマンスが良かったので500GBのSNVS/500Gに決めました。
ハードディスクは現行4TBと同一環境にするため、4TBを探しました。ミラーリングするため、同一HDDが2つ必要でした。
4TBだとだいたい8,000円ぐらいが相場でした。最後は、日本製の方が良いかな~の感覚で、東芝製のDT02ABA400にしました。
電源
電源は特にこだわりなく、各パーツの合計仕様電力範囲におさまるもので選びました。
今回の構成であれば400Wあれば十分でしたが、450Wと550Wでは価格が大きく変わらなかったため、550WのKRPW-BK550W/85+を選びました!
ケース・ケースファン
PCケースはこだわりがなかったので、最も安いものを探しました。
Versa H18 CA-1J4-00S1WN-00が一番安かったのでコレに決めました。
PCケースVersa H18 CA-1J4-00S1WN-00には背面ファン1個しかついていなかったため、前面ファンを購入することにしました。
これも売っていた中で最も安価であったVENTO 120を選びました。
モニター
5画面マルチモニタ環境を構築するにあたって、3つのモニタはもともと持っているものを使うため、残り2つを追加で購入する必要がありました。
もともと使っているモニタはiiyamaのProLite E2483HSを2つとTOSHIBAのREGZA 26HE1です。
ProLite E2483HSはメインで利用、REGZA 26HE1はYouTubeやプライム・ビデオたれ流し用として利用していました(REGZAは以前TVとして使っていたものです)。
ProLite E2483HSの2つと上下左右で4画面並べて利用したかったので、同じサイズのモニタを2つ選ぶ必要があります。
なるべくProLite E2483HSと同じスペックで安いものを探して、PTFWLT-24Wに決めました(黒色のものが良かったのですが、高かったりスペックが異なったりで白色で妥協しました。。)。
モニターアーム
5画面は、4画面を上下左右に並べて、1画面をその右に並べる形としたかったため、4画面用のモニターアームを探しました。
GH-AMCR02が一番安かったため、コレに決めました。
IKEAのLINNMONをテーブルとして利用していたのですが、4画面の重さにテーブルの裏側がへこんできました。。
補強が必要だと考えて調べるとモニターアーム用の補強プレートが売っていたので、一番安いCPY-LP1を購入しました。
参考(2014年自作PCスペック)
パーツ | メーカー | 品名 | 購入金額 |
---|---|---|---|
CPU | Intel | Core i7-4770S 第4世代 | 4コア | 8スレッド | 3.1GHz | LGA 1150 | 65W | ¥33,134 @Sofmap |
マザーボード | GIGABYTE | GA-H87-D3H Intel H87 | ATX | ¥8,619 @Sofmap |
メモリ | UMAX | Cetus DCDDR3-16GB-1333 8GB*2 | DDR3-1333 | ¥27,358 @Amazon |
グラフィックボード | – | – | – |
SSD | TOSHIBA | CSSD-S6T128NHG6Q 128GB | SATA | ¥10,044 @Sofmap |
HDD | Seagate | BarraCuda ST4000DM004 4TB | 6Gb/s | 5400rpm | ¥7,183 @Amazon |
電源 | KEIAN | Gori MAX2 550W 550W | ¥4,082 @Sofmap |
ケース | ZALMAN | Z3 Plus ミドルタワー | ¥5,162 @Sofmap |
モニター | iiyama | E2483HS 24型*2 | ノングレア | 1920*1080 | ¥0 @ふるさと納税 |
合計 | – | – | ¥95,582 |
まとめ
5画面マルチモニタ環境を構築するための自作PCスペックを紹介しました。
多画面マルチモニタ環境を構築しようとしている方には参考になると思います。
本記事で紹介した各パーツについて詳細が知りたい(例えば、B560GTQのBIOSで設定できる項目は何?など)という方はTwitterで連絡いただければ可能な限り対応します!