これでスッキリ!マネーフォワードME明細の大項目・中項目設定例

家計術
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マネーフォワードMEを使っていて、明細の大項目・中項目はどう設定すべきか迷うときはありませんか?マネーフォワードMEを9年使ってきた私がどのような設定をしているか全て紹介します。
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量が多いですが、全ての大項目・中項目について紹介します。

基本的な考え方として、大項目・中項目は原則既存の項目を利用することにして、どうしても足りない場合のみ追加する方針としていました。

追加した項目同士でどれを入力すれば良いか迷うのを避け、煩雑になるのを防ぐためです(あと、大手家計簿アプリなのである程度漏れなくダブリなく項目が設定されているだろうと思ってました)。

今思うと自分が管理したい分類があって、ちょうど良く管理できる大項目・中項目がないときは、自分の中でルールを決めればどんどん追加して良いと思っています。

この記事を参考にして自分でベストな大項目、中項目の利用方法を確立していただければと思います。

食費

中項目設定ルール具体例
食費利用しない
※他の項目のみで管理したいため
食料品買って調理して食べるものを購入したときスーパーでの食材購入など
外食利用しない
※朝ご飯、昼ご飯、夜ご飯のみで管理したいため
朝ご飯朝ご飯として購入・食事したときレストラン利用、コンビニ弁当購入など
昼ご飯昼ご飯として購入・食事したときレストラン利用、コンビニ弁当購入など
夜ご飯夜ご飯として購入・食事したときレストラン利用、コンビニ弁当購入など
カフェカフェを利用したときスターバックスなどのカフェ利用
その他食費嗜好品的な食品を購入したときお菓子、飲み物、お酒など

朝・昼・夜で個別に食事したり弁当を買ったりしたときは、それぞれ朝ご飯、昼ご飯、夜ご飯に計上します。

調理して食べるものは食料品につけます。カフェはカフェ利用、その他食費は嗜好品的な食品購入時につけています。

今思えばカフェ利用はカフェにではなく、その他食費にまとめてしまっても良いですね。

現金・カード

中項目設定ルール具体例
ATM引き出し利用しない
※振替とするため
カード引き落とし利用しない
※振替とするため
電子マネー利用しない
※登録金融機関としての利用で管理するため
使途不明金使途不明金があるとき使途不明金
その他現金・カード原則、利用しない
※振替とするため(ただし、外貨両替はここ)
日本円を外貨に変えたとき

基本的に現金・カードの大項目は利用しません。

ATM引き出しは財布と連動して振替としてますし、カード引き落としも銀行口座と連動して振替にしてます。電子マネーは今のところ登録金融機関として別途管理できているので利用はなしです。

1ヶ月に一度、財布の現金とマネーフォワードME上での金額が一致しているかチェックしているのですが、そのときにマイナスの差分があるときは使途不明金として計上します。

その他現金・カードも基本は利用しないですが、日本円を外貨に変えたときはここを使いました。

マネーフォワードMEでは外貨は扱えないです。海外へは頻繁に行かないのでこの方法で管理できていますが、多かったら管理できないのでやり方考える必要ありですね。

交通費

中項目設定ルール具体例
交通費利用しない
※他の項目で管理できるため
電車電車を利用したとき電車、新幹線など
バスバスを利用したときバス
タクシータクシーを利用したときタクシー
飛行機飛行機を利用したとき飛行機
その他交通費上記に該当しない乗り物を利用したときレンタサイクルなど

基本中項目のまま利用します。電車、バス、タクシー、飛行機の利用がある場合はそれぞれ対応する中項目で計上して、それ以外はその他交通費に計上して管理しています。

その他交通費に計上する種類が多い場合は中項目の追加を検討してみても良いですね。

趣味・娯楽

中項目設定ルール具体例
アウトドアアウトドア関連の趣味を利用したとき登山・キャンプグッズなど
スポーツスポーツ関連の趣味を利用したときスポーツ関連用品
映画・音楽・ゲーム映画・音楽・ゲーム関連の趣味を利用したとき映画館鑑賞、CD・ゲーム購入、DVDレンタル利用など
趣味用の本を購入したとき
旅行旅行関連での支出があったとき宿泊費、入浴費など
秘密の趣味利用しない
※他の項目で管理できるため
その他趣味・娯楽上記に該当しない趣味を利用したとき近所の銭湯利用など

それぞれ既存であるものを利用して、それ以外はその他趣味・娯楽で計上する、という使い方をしています。

特定の趣味・娯楽にどれくらいお金を使っているか把握したい場合は新規中項目の追加で管理するとわかりやすいですね。

日用品

中項目設定ルール具体例
日用品日用品を購入したとき掃除用品、キッチン用品など
子育て用品利用しない
※他の項目で管理できるため
ドラッグストア利用しない
※買った場所を管理したいわけではないため
おこづかい利用機会なし
※今後、子供が成長したら利用する可能性あり
ペット用品利用機会なし
※今後、ペット用品の購入が発生した場合に計上する
タバコ利用しない
※タバコは吸わないため
その他日用品利用しない
※他の項目で管理できるため

中項目の日用品のみ利用しています。おこづかいやペット用品は今後利用可能性ありです。

子育て用品を使っていた時期もあったのですが、どこまでが子育て用品か線引が難しかったため日用品に一本化しました。

ドラッグストアが中項目にあるのはちょっと謎ですね。。これだけMECE感がないですね。

衣服・美容

中項目設定ルール具体例
衣服衣服を購入したとき
クリーニング服のクリーニングを利用したとき服のクリーニング
美容院・理髪美容院・理髪を利用したとき美容院
化粧品化粧品(美容関連)を購入したとき化粧品
アクセサリーアクセサリーを購入したとき指輪、ネックレスなど
その他衣服・美容上記に該当しない衣服・美容を利用したとき靴など

それぞれ既存であるものを利用して、それ以外はその他衣服・美容で計上する、という使い方をしています。

特別な支出

中項目設定ルール具体例
家具・家電家具・家電を購入したとき冷蔵庫、洗濯機、衣装ケースなど
住宅・リフォーム利用しない
※住宅関連は住宅項目で管理したいため
その他特別な支出上記に該当しない特別な支出があったときメガネ、不用品回収など

家具・家電はそのまま利用して、住宅・リフォームは住宅の大項目で管理したいため利用してません。

その他特別な支出は他項目に当てはまらない内容を計上してます。ここは毎回迷うことになると思うので自分でこれをいれると決めた内容は書き留めておくと良いでしょう。

交際費

中項目設定ルール具体例
交際費利用しない
※他の項目で管理できるため
飲み会飲み会の支出があったとき飲み会、自宅パーティ代など
プレゼント代家族外にプレゼントを購入したとき誕生日プレゼントなど
冠婚葬祭冠婚葬祭関連の支出があったときご祝儀、香典など
その他交際費利用しない
※他の項目で管理できるため

飲み会、プレゼント代、冠婚葬祭だけ利用してそれ以外は利用しない内容になってます。

その他交際費は何か該当するものがあるかなと思ったのですが利用実績なかったです。

住宅

中項目設定ルール具体例
住宅利用しない
※他の項目で管理できるため
家賃・地代家賃の支出があったとき家賃
ローン返済ローン返済の支出があったとき住宅ローン
管理費・積立金利用しない
※管理費なし、積立金は支出として管理してないため
地震・火災保険地震・火災保険の支出があったとき地震保険、火災保険
その他住宅上記に該当しない住宅関連の利用があったとき登記費用など

家賃を払っていたときは家賃・地代に計上していましたが、現在は住宅ローンしか払ってないためローン返済に計上しています。

管理費はないため計上なし、修繕積立金は別途投信で積み立てて管理しているためここでは計上なしです。住宅関連は計上に迷う支払いはないですね。

水道・光熱費

中項目設定ルール具体例
光熱費利用しない
※他の項目で管理できるため
電気代電気代の支出があったとき今はなし
ガス・灯油代ガス・灯油代の支出があったとき今はなし
水道代水道代の支出があったとき水道
その他水道・光熱費電気・ガス代の支出があったとき電気・ガスの請求

光熱費はシンプルで電気代、ガス代、水道代をそれぞれ計上しています。

私の場合、電気とガスはまとめて支払っているのでその他水道・光熱費に計上しています。

光熱費は計上に困るパターンはなかなかないと思います。

教養・教育

中項目設定ルール具体例
書籍書籍を購入したとき学問系の書籍
新聞・雑誌新聞・雑誌を購入したとき新聞、学問系の雑誌
習いごと習いごとの支出があったときそろばんや書道など
学費学費の支出があったとき各入学金、授業料など
塾の支出があったとき進学塾など
その他教養・教育上記に該当しない教養・教育の利用があったとき資格試験受験料など

それぞれ既存であるものを利用して、それ以外はその他教養・教育で計上する使い方ですね。

習いごとと塾は一本化しても良さそうですが、今のところ塾は進学塾系、習いごとはそれ以外のそろばんや書道などに計上する予定です。

この大項目は「教養・教育」なので、音楽雑誌やファッション雑誌などは趣味・娯楽の大項目に計上した方が良いです。

通信費

中項目設定ルール具体例
携帯電話携帯電話通信費の支払いがあったとき携帯電話通信費
固定電話利用機会なし
※今後、固定電話通信費の支払いが発生したら利用する
インターネットインターネット通信費の支払いがあったとき固定インターネット回線
放送視聴料放送視聴料の支払いがあったときNHK
宅配便・運送宅配便・運送の支払いがあったときハガキ、切手、宅急便など
その他通信費利用機会なし
※今後、上記に該当しない通信費の利用が発生したら利用する

固定電話は使ってないので利用なしで、その他通信費は他中項目で補えてるので利用なしです。

自動車

中項目設定ルール具体例
自動車ローン利用機会なし
※今後、自動車ローンの支払いが発生した場合に計上する
道路料金料金のかかる道路を利用したとき高速道路、有料道路など
ガソリンガソリンをいれたときガソリン
駐車場駐車場を利用したとき駐車場利用
車両利用機会なし
※今後、車を一括で購入したとき
車検・整備利用機会なし
※今後、車を購入して車検費や整備費が発生した場合に計上する
自動車保険自動車保険を利用したとき自動車保険
その他自動車上記に該当しない自動車の利用があったときレンタカー、カーシェアなど

車は持ってないのでレンタカーやカーシェアで車を借りたときに発生する費用を計上しています。

自動車ローン、車両、車検・整備は利用機会なしですが、それ以外は高速道路料金、ガソリン、駐車料金、自動車保険などを計上しています。

今後車を購入したあとは利用項目が増える想定です(現在の私の資産状況はコチラ)。

保険

中項目設定ルール具体例
生命保険生命保険の支払いがあったとき生命保険
医療保険医療保険の支払いがあったとき医療保険
その他保険利用機会なし
※今後、上記に該当しない保険の利用が発生したら利用する

保険は中項目のまま利用してます。生命保険と医療保険以外だと地震保険がありますが、それは住宅大項目で管理しているのでこちらでは計上していないです。

健康・医療

中項目設定ルール具体例
フィットネスフィットネスを利用したときジム利用料など
ボディケア利用機会なし
※今後、ボディケア用品を購入した場合に計上する
医療費医療費の支払いがあったとき病院の診察費など
薬を購入したとき薬局での薬購入など
その他健康・医療利用機会なし
※今後、上記に該当しない健康・医療の利用が発生したら利用する

主に医療費と薬で利用しています。あまりないですが、スポーツジムに言ったときの利用料はフィットネスに計上しています。

税・社会保障

中項目設定ルール具体例
所得税・住民税所得税・住民税の支払いがあったとき給与天引きのため基本はなし
年金保険料年金の支払いがあったとき給与天引きのため基本はなし
健康保険健康保険の支払いがあったとき給与天引きのため基本はなし
その他税・社会保障上記に該当しない税・社会保障の利用があったときふるさと納税、国税、固定資産税など

記載の通り、所得税・住民税、年金保険料、健康保険は給与天引きのため基本は利用なしです。

まれに別徴収があったときだけ計上しています。その他税・社会保障では該当しないものを計上しています(ふるさと納税はここに計上すべきか微妙ですが。。)。

その他

中項目設定ルール具体例
返済お金を返済したとき奨学金、結婚資金の返済など
仕送り仕送りをしたとき両親への仕送り
事業経費妻が現金管理するとき妻に現金を渡したとき
事業原価会社カードで利用があったとき
(原則、全部立替となる場合)
立て替えた会社経費
事業投資事業・副業向けに利用があったときブログ運営サーバ費など
寄付金寄付したとき神社の賽銭など
雑費他項目に当てはまらないとき年会費など

その他は結構特殊な使い方してます。特殊と言うか原則中項目を追加しない思想で進めていたので無理やり当て込んで使っている的な感じになっています。


まず、原則中項目は追加しない思想でしたが、返済は定期的にあり確認したかったので項目追加して管理しています。

以前は妻の現金利用分の詳細までは計上してなかったので、妻に現金を渡したときは事業経費として計上していました(これも今思うと中項目追加で良いかなと思います)。

事業原価は全部立替となる会社経費をつけています。あとで分析するとき便利なためこのようにしています(これも今思うと中項目追加で良いかなと思います)。

事業投資と寄付金はそのままで、雑費はちょっと迷いながら使ってます。。色んな対象をここに混ぜ込んでしまうとあとで分析しにくくなってしまします。自身でどの支出を雑費につけると決めるか、雑費は利用しないとするのが良いかと思います。

収入

中項目設定ルール具体例
立替金立替金の収入があったとき飲み会一括支払い分の返却など
給与給与の振り込みがあったとき給与
一時所得利用しない
※その他入金で計上するため
事業・副業事業・副業で収入があったときブログ収入など
年金利用機会なし
※今後、年金収入が発生した場合に計上する
配当所得配当所得の振り込みがあったとき株の配当金があったとき
不動産所得利用機会なし
※今後、不動産所得が発生したら利用する
不明な入金利用機会なし
※今後、不明な入金が発生した場合に計上する
その他入金上記に該当しない収入があったとき預金利息、出産祝、児童手当など

原則中項目は追加しない思想でしたが、立替金は項目追加して管理しています。

例えば、飲み会のお金10万円を立て替えたとき、交際費→飲み会の支出が一気に10万になりますが、実際自分の分は1万という場合に正しく分析したいため、このような管理方法にすることにしました。

それ以外は記載の通りですが、その他入金の種類がかなり多くなっていることがわかりました。。私の場合、新規中項目を作るほどではないのでこのまま利用してますが、特定の収入が多い場合は中項目を追加した方が良いですね。

まとめ

本記事では、マネーフォワードME使用歴9年の私が明細の大項目・中項目設定例を紹介しました。

大項目・中項目の設定に悩んだときはまた本記事を見ていただければと思います。

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